ちょっと聞き慣れない言葉
かもしれません。
回内(かいない)
回外(かいがい)
ご存知ですか?
これは足の踵部分にある
距骨下関節(きょこつかかんせつ)
の動きの名前です。
次の写真をご覧下さい。
足の踵部分には
踵骨(しょうこつ)と
距骨(きょこつ)という骨が
あるんですが
その2つの骨が重なっている所を
距骨下関節と言います。

回内は、立った状態で
踵骨が内側に傾いて(外反)
距骨が内転・底屈して
しまう動きです。
内転・底屈というのは
内側に寄りながら下に落ちる
動きと思って下さい。

逆に回外は、立った状態で
踵骨が外側に傾いて(内反)
距骨が外転・背屈して
しまう動きです。
外転・背屈というのは
外側に寄りながら上にあがる
動きと思って下さい。

これらの回内・回外の動きは
私達の歩行の中で
自然に行われていて
回内は、
衝撃吸収の場面で
回外は、
蹴り出していく場面で
現れる動きです。
また、
回内の動きで
内側縦アーチは低くなり
回外の動きでは
内側縦アーチは高くなります。

実はこの回内・回外の動きが
正常の範囲を超えて
行われてしまうと
痛い辛いの原因に
なってしまいます。
とても大事なんですよ。
回内・回外の動きについては
もう少し詳しく
お伝えしますね!
オサモミ
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