ウォーキング教室の受講者さんで
始めたばかりの方には共通点が
あります。
それは脚がビシッと伸びずに
膝が前や内側に曲がってしまう
ことです。
しかし、其々に関節症や柔軟性に
差があるので
全員がビシッと同じように
伸びるわけではありません。
その人なりに伸びていればOK!
脚がビシッと伸びない原因は
いくつかありますが
「中殿筋が弱い」
というのも原因のひとつです。
オサモミたびたびブログの中で
中殿筋の大切さを訴えてきました。
そこで今回は、
中殿筋はどこにあるのか
その作用は
そして、簡単エクササイズを
ご紹介します。
次のイラストをご覧下さい。
中殿筋は、腸骨後面(骨盤)から
大腿骨の大転子に付着しています。
意識している人も少ないでしょう。

次は中殿筋の役割です。
この仕組みが分かってくると
中殿筋の凄さを実感するのです。
次のイラストをご覧下さい。

中殿筋が働くことで
片足で立った時に
骨盤を水平にしてくれて
安定して立つことが出来ます。
体が丈夫で健康な方なら
片足立ちや歩行でのシーンで
無意識のうちに行われています。
この作用を忘れないで下さいね。
実際に片足立ちをした場合です。
この様になりますね。
次のイラストをご覧下さい。

次は歩行時の作用です。
中殿筋は、歩行時にも
とても重要な役割をしています。
次の写真をご覧下さい。
左脚が前に出て着地して
体重が左脚に乗っていく
ところです。

これから中殿筋が収縮して
いくことで、骨盤の右端が
上がりながら右脚が前へ
自然に出ていきます。
中殿筋が使えないと
右脚を地面にズッて歩いたり
力ずくで右脚を前へ出していく
ことになります。
非常に疲れる歩きになります。
こう考えると、
いかに中殿筋が大事なのか
分かって頂けたと思います。
さあ次は、簡単に出来る
中殿筋のエクササイズです。
テレビでも見ながら
やってみて下さいね。
次の動画をご覧下さい。
注意点として
・体幹や骨盤がブレない様に。
・挙げる足は地面についている足
より足の長さ分だけ後ろで行う。
・足首は曲げる(伸ばさない)
・中殿筋を意識して行うこと。
最初、太ももの外側に効いて
しまう人が多いです。
・左右10回程度でいいでしょう。
早速やってみて下さいね。

歩けることは素晴らしいことです。
10年後も20年後も
自分の足で歩きたい!
そんな風に思っている方
応援しています。
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