巻き爪でお悩みの方は、病院(皮膚科)やフットケアのお店に行かれていると思います。いかがでしょう、完全に良くなりましたか。それとも現在も治療中でしょうか。最近、ある事に気付いてきてるお客様が増えてきました・・・
ある事とは、補正器具を付けても完治しないことです。(症状により個人差はあると思います。)また、こんなことを言ってくるお客様もいます。
それは「爪だけ診ても解決しませんよね。」全くもってその通りなのです。よく勉強なさっています。オサモミのホームぺージ・ブログも見ているようです。
当院には、小学校3・4年生から中学校に通うお子さん(女の子)が巻き爪が痛いということで来院されます。(もちろん大人の女性も来られますが)
お母さんと一緒に来られるので、どんな治療を受けてきたのか話を聞いてみると、補正器具を付けたり、痛み止めの薬を飲んだり、テープで皮膚を拡げたりしたそうです。
しかし、痛みは緩和するけど結局良くならず、状況は悪化しているケースが殆どです。
何故でしょう。その理由は巻き爪になってしまう本当の原因を取り除いていないからです。では本当の原因とは何なのでしょう。
それは日常生活習慣動作です。
歩く・座る・寝るなどの生活習慣の動作です。悪い生活習慣動作は、足を変形させていきます。(足だけではありません、骨盤や背骨もです。)結果として巻き爪になるのです。
オサモミは、すべてのお客様の日常生活習慣動作を確認・データ化して、長年研究しています。
その結果、どのような日常動作が健康な体を作り、逆にどのような動作が、体を歪ませどんな症状を発症させるかも分かっています。
もちろん、巻き爪で来院するお子様も例外ではありません。
お子様が巻き爪でお悩みのお母さん
お子様は骨や筋肉が柔らかく適切なケアをすると良くすることが出来ます。
ですので一日も早いケアをお勧めします。
お子様の将来のためにです。
軽度~中度の巻き爪
中度の巻き爪
今まで来院された巻き爪のお客様、全てと言っていいでしょう。日常の生活習慣動作が悪いです。爪は正しい習慣や動きをしている限り、しっかりしているものです。(病気は別です。)
では、どんな悪い習慣動作なのでしょう。
もう必ずやっています、ペタンコ座りに横座り。ペタンコ座りは股関節から膝そして足首をぐにゃぐにゃに変形させてしまいます。
X脚や外反母趾は当たり前です。そのため巻き爪も発症します。外反母趾で巻き爪の写真です、ご覧下さい。
X脚や外反母趾の足では、歩行の際に足の内側側(親指側)に荷重が掛かり過ぎてしまいます。そうすると、写真の様に親指が矢印方向に捻じれながら歩くことになります。
そのため爪のきわが圧迫されて、痛みや皮膚への食い込みが出ます。重度になると化膿してしまいます。
後ろ重心とは、踵に体重がどっかりのった姿勢のことです。後ろ重心の人は、座っている時も、立っている時も、骨盤は後傾しています。
また、歩く時も骨盤後傾して膝も曲がり、腰が低い状態で歩いています。踵に体重がのると、足指が地面に着きませんので、爪は皮膚に食い込んでいきます。
爪は正しい歩行をすることで、地面からの床反力を得てしっかりした爪を保ちます。悪い歩行や寝たきり、座りっぱなしなど歩かない生活が続くと爪は皮膚に食い込んでいきます。
例えテーピングや補正器具を装着したところで、痛みの軽減にはなりますが、根本的な部分(後ろ重心・悪い歩行)を変えなけれが補正器具を1年やろうが解決しません。
☆重度の浮き指
☆浮き指は体をダメにする。
一番大切なことは、なぜ巻き爪になってしまうかなのです。「浮き指」も大きな原因のひとつです。
爪は元々丸まる性質がありますが、歩行時にしっかりと上から圧が掛かることで、地面からの床反力を貰い扁平な丈夫な爪になるのです。
しかし、「浮き指」の足では立位や歩行時に足指は浮いているので、上からの圧も掛からず地面からの床反力も貰うことは出来ません。
そのために爪は丸まりブクブクした皮膚に食い込んでいくのです。
巻き爪の痛い・辛いを解消するには、爪だけ診ても良くなりません。浮き指や外反拇趾のケアはもちろん、全身を整え正しい歩き方や座り方・寝方など日常動作を正すことが重要です。
巻き爪の根本原因を解消するオサモミ整体院にお任せ下さい。